ACEの習字
授業の流れ
STEP1
あいさつ
授業は元気のよいあいさつから始めます。
従来の多くの習字塾では、決まった時間帯の中で、子供たちが思い思いの時間に行き、それぞれの課題に取り組むというスタイルですが、筆っこは決まった時間に一斉に授業を受ける形の新しいスタイルの習字塾です。
ですから、みんなで習字に心を向ける、授業の始まりのあいさつを大切にしています。
先生:「姿勢を正して、気をつけ!」
先生:「礼」
先生と生徒たち:「お願いします。」
さあ、楽しい習字の時間の始まりです。
STEP2
筆ならし
授業の最初は、習字に必要な基本所作を先生のかけ声とともに、生徒全員で行います。
横画、縦画、斜画、丸の練習でウォーミングアップです。
ここで気をつけるべきことは「姿勢」と「筆の持ち方」です。
心と身体を「習字」へと向ける大切な時間です。
STEP3
部分練習
「とめ」「はね」「はらい」など、毛筆で一番重要な「基本」をお手本をよく見て、そのお手本をなぞって練習します。
「書」が持つ、独特のリズムも体得していきます。
STEP4
黒手本なぞり
半紙に印刷された今月の課題の白ぬきの手本を、墨をつけた筆でなぞり、字の形を正確に覚えます。
STEP5
作品練習、添削、作品提出
黒手本なぞり今月の課題を今度はお手本を見ながら半紙に練習します。より良い字が書けるよう、先生の添削を受けます。
そして最後に一枚清書を提出します。
STEP6
片付け
後片付けも習字の授業の大事な一部分です。
まわりへ気配りをしながら、道具に感謝し、ていねいにしまうことを大切にします。
STEP7
おわりのあいさつ
おわりのあいさつの前に手をチェック。
墨で汚れていない、手のきれいな子は字もきれいです。
そしておわりのあいさつ。
先生:「姿勢を正して」
先生:「礼」
先生と生徒たち:「ありがとうございました。」
ACE Kids Academy 習字教育部長・八木俊彦からの挨拶
「芯」のある、「華」のある、お子さんに育つことを願って
習字と書道は同じようですが、実は違うのです。
「習字」とは、文字通り、字を習うことです。そして、その字を美しく書くための練習であり、「お手本のとおりに書く」、それが最大の目標です。毛筆だけでなく、鉛筆などの硬筆も習字に入ります。
一方「書道」は、文字の美しさを表現することに重点をおいた芸術です。上達するにしたがって、お手本通りではなく、その人の個性を表現する作品として書き上げ、鑑賞されることを目的としています。習字の基礎力がなければ、「書」を究める事は困難と言えるでしょう。
私たち、ACEキッズアカデミー習字部が取り組むのは「習字」です。
ではなぜ、子どもたちに習字が必要なのでしょうか?学校では外国語以外は日本語で書いて勉強します。ですから、字を正しく丁寧に書けることが理解や暗記の大切な基礎となります。ひらがなに始まって一年生の漢字から順に難しい漢字へと学習は進んでいきますが、漢字は「正しい書き順、とめ・はね・はらい」をおさえて練習していくことで、「成り立ち、へん、つくり」を意識して書けるようになり、その結果、漢字を覚えることが楽になります。
塾の子どもたちの漢字練習帳を見ていますと、一旦勘違いをして練習をしてしまったら、その間違った字の記憶がなかなか抜けないという現象がよくみられます。これは最初に漢字の基本、つまり「正しい書き順、とめ・はね・はらい」を丁寧に練習していれば避けられることなのです。
「正しい書き順、とめ・はね・はらい」に気をつけながら、一画一画を確かめて丁寧に書いていく習字は、字を覚え始めた子どもにとって、必須のお稽古といって過言ではないと思います。
また、ACEキッズアカデミー習字部では単に正しいきれいな字をかけるようするということだけを目指しているのではありません。子どもたちの普段の心待ち、気構え、気配り、さらにそれを伴った行動、いわゆる「しつけ」を後押しできるツールとして習字を位置づけています。
しつけという字(躾)は、身のこなしが美しいと書きます。身のこなしは、心・気持ちが表にあらわれたものでしょう。 心が乱れていたり、歪んでいたりすると、身のこなしが雑になります。それは、「字」にもあらわれます。逆に私たちの指導法や作法で、筆の所作をわきまえながら「字」を書くことによって、心がきちんと整理整頓されていくと、幼稚園児であっても身のこなしが「凛」とします。
バランスのよい字を書くには、背筋をスッと伸ばして正しい姿勢で書くことが大切ですが、そうして字を丁寧に書くことで心は落ち着き、集中力が養われ、アイディアが沸き、記憶力が良くなる効果があると言われています。
「意識して」字を書くことは、パソコンが普及し、字を書く機会が少なくなっている今の時代だからこそ子供たちにとって大切なことであると考えます。
ところで、私たちが教室で字を添削する時、直した方がよい所はもちろん指摘しますが、同時に必ず「良いところも見つけ、たくさん褒めます。」その繰り返しの中で子どもたちは、「小さな喜びと自信を積み重ねていきます。」練習を重ねて、ひと月に1枚書き上げる作品は、子どもに満足感、達成感そして大きな自信をもたらすことでしょう。
その自信の積み重ねは「自尊心」へとつながります。日本人はとかく自尊心が低いと言われて久しく、ことに男の子に顕著だと言われています。自尊心とは自分の人格を大切にする気持ち、また、自分の思想や言動などに自信をもつ態度のことです。それはあらゆる能力の基礎であり、 これからのグローバル社会で活躍し、たくましく生きていくためには不可欠で、それなくしてどんな能力も発揮することはできません。
ACEキッズアカデミー習字部には自尊心を育む大きな力があると確信しています。
「芯」のある子に、「華」のある子に育っていくためのお手伝いを、どうか私たちにさせてください。
お客様の声
小さな頃から机に向かう習慣と集中力を身につけることができれば、将来役に立つと思い受講しています。
「初めての事ばかりですが毎回 楽しんで 通っています。」
「少し慣れてきました。習って来た事を得意げに教えてくれます。
楽しそうな様子なので喜んでいます。」
習字部・親子の声
<母親の声>小3生
うちの子は今までいろいろな習い事をさせましたが、引っ込み思案な性格も影響しているのか、何をやっても自信が持てませんでした。しかし、習字は合っていたようで、特長のあるレッスン内容も気に入ったようで半年を過ぎたあたりから、明らかに力強いきれいな字を書くようになりました。そのころから、学校の算数や国語の授業でも時々発言するようになったようで、学校の先生から懇談会の時に褒めてもらえました。
今では習字だけでなく、家で学校の宿題をする時も集中して出来ているようでダラダラすることがなくなりました。いろいろな事が出来るようになって、すごくうれしく思っています。
<母親の声>小1生
いつもおせわになっています。幼稚園の頃に文字を覚えるのは、周りの子よりも早かったですが、字のバランスが悪いというか字の大きさがまちまちで、字が読みにくい感じだったので、このままだと将来損をするのではないかと思い、習字に通わせました。ACEの習字教室では毛筆の時間と硬筆の時間が両方あるので、どちらも教えてもらうことが出来てよいと思っています。息子は授業の始めに毎回するウォーミングアップの訓練が気に入っているようです。習いはじめて半年くらいで、少しきれいに字が書けるようになったかなと、学校のノートを見て感じました。通わせてよかったです、これからも宜しくお願い致します。
女児のお母様から
「学校から帰って来て、頭が痛いと言ったので、お習字はお休みする?と尋ねるとお習字は楽しいから行くと言うので連れて来ました。引っ込み思案なので心配していたのですが、お習字を楽しみにしています。また、字も上手になっていく姿を見て主人と喜んでいます。」
と感謝のお言葉をいただきました。
女児のお母様から
「学校から帰って来て、頭が痛いと言ったので、お習字はお休みする?と尋ねるとお習字は楽しいから行くと言うので連れて来ました。引っ込み思案なので心配していたのですが、お習字を楽しみにしています。また、字も上手になっていく姿を見て主人と喜んでいます。」
と感謝のお言葉をいただきました。
母親の声
小2 Tくん
「お習字を習い始めて学校でも字を書く時の姿勢を褒めて頂きました。家で学校の宿題をする時も集中して出来ているようでダラダラすることがなくなりました。」
年中 Iさん
硬筆の時間に鉛筆の持ち方をキッチリと教えて貰ったり、書き順を正しく書く指導をしてもらって喜んでいます。
小3 Kさん
習字は大好きで、「いつか先生のような字が書けるようになりたい。」と言って頑張っています。
小1 Yさん
左利きだったのでお習字のお稽古はあきらめていましたが、右手で書く指導を丁寧にして頂き、また硬筆の時間に鉛筆の持ち方をキッチリと教えて貰ったり、書き順を正しく書く指導をしてもらって喜んでいます。
年中 Hさん
幼稚園の書き初め大会で、「筆の持ち方や書いた字がとても上手ですね。」と先生から褒められてうれしかった。
小1 Tくん
習い始めて、3、4カ月たった頃、子どもの学校のノートを見たら名前がとても丁寧に上手に書けていてびっくりしました。嬉しかったです。
生徒の声
小3 Mくん
学校で先生から、「いつのころからか字がきれいになってるね」って言われてうれしかった。
小4 Yさん
教室に貼ってある私の作品を見て、友達のお母さんから「お習字上手やね。」と声をかけられて、とってもうれしかった。
小2 Sくん
「お習字の授業は他の習い事よりも楽しい」といったありがたい言葉をもらい、とても嬉しく、私自身励みとなりました。